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室内温度高温による現像温度上昇の対処方法

概要
XP-940R/1310R LP-940HⅡ/1310HⅡ
室内温度高温による、E001 現像温度+5℃エラーの対処方法
内容
自動現像機の現像温度設定は30℃です。
この温度範囲を外れると、品質に影響を及ぼす可能性があります。

自動現像機の推奨する温・湿度の範囲は以下のとおりです。
 ・温度 20~27℃(ただし、急激な温度変化がないこと)
 ・湿度 40~70% RH (ただし、結露しないこと)
   夏季において、推奨する温度・湿度を常時(24時間)維持できない設置環境では、
   機械の性能に悪影響を及ぼします。冷却装置を接続してのご使用をお勧めします。


室温(設置場所)が現像液温度30℃より高い室温になった場合、冷却装置がないと現像温度は室温につられて上昇します。
 ①室温を27℃以下まで下げてください。
 ②現像機のブレーカを切り、現像機の上蓋を外して下さい。
 ③浮蓋の上に冷えた保冷剤や、氷が溶けても漏れ出さない様に処置した袋などを入れ、温度が下がるまで待ちます。
   浮蓋を外し現像層に冷えた保冷剤や、
   氷が溶けても漏れ出さない様に処置した袋など入れると
液温度下降が早くなります。
   入れすぎると現像液がオーバーフローしてしまい液面低下に繋がりますのでご注意願います。
 ④液温が下がり次第、上蓋・場合によっては浮蓋を閉め稼働させて下さい。