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プレートジャム

概要
自動現像機内でプレートジャム(プレート詰まり)が発生した場合の対処方法
内容詳細
発生条件:
・ 出口センサー(オプションのDSオンラインキット)がついている機械で、出口センサーを使う設定の場合に発生します。
・プレートが入口センサーと出口センサーを一定時間内に通過しないとエラー(E310)が出ます。
・ 短いサイズのプレートを連続で処理しているとき、入口センサーがオンになった回数と出口センサーの回数が合わないとジャムになります。


版が停止している場所による想定原因
 

1. **現像部の液の中のローラー付近(で表示)** 
→ローラーが外れていたり、すり減っている可能性があります。 
→ローラーやギヤ、トルクリミッターの滑りなどがないか確認してください。 
→手動でローラーを回してスムーズに動くか確認してください。
 
2. **水洗部やガム(FIN)部付近(で表示)** 
→プレートがつぶれて詰まっている可能性があります。 
→液交換やメンテナンス後に起こりやすいです。 
→仕切り板やスプレーパイプ、ブラシの取り付けが正しいか確認してください。
 
3. **乾燥部付近でプレートが少し出ている/版はストッカーに排出されている状態(で表示)** 
→出口センサーが誤検知している可能性があります。 
→センサーの表面をキレイに清掃してください。
→ガムローラーの搬送力不足やローラーの滑りが原因の場合があります。 (特に機種940)
→ローラーの状態やトルクリミッターの滑りを点検してください。
 
4. **入口・出口センサーの誤検知が疑われる場合** 
→外光の影響やセンサーまわりの汚れが原因かもしれません。 
→センサーを清掃し、外光を遮るためにセンサー上に段ボールなどをかぶせて試してください。 
→入口センサー周辺の除電ブラシなどで、入口センサーが検知していないかも確認しましょう。