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【キャリブレーション】繰り返し5回で収束しない/失敗する(SC-P9550/7550をお使いの場合)
【キャリブレーション】繰り返し5回で収束しない/失敗する(SC-P9550/7550をお使いの場合)
概要
SC-P9550/7550シリーズのプリンタで、
キャリブレーションが繰り返し5回目で収束しない場合の確認項目・対処方法をご説明します。
内容詳細
はじめに、キャリブレーション実施前にノズルチェックなどの
下記のプリンターのメンテナンスをおこなわれているかをご確認ください。
・インク使用期限の確認とインクの撹拌
・ノズルチェックパターンにて、ノズル抜けの有無の確認
・ノズル抜けがある場合、クリーニングの実施
これらに問題がなければ、以下の点をご確認下さい。
① 用紙送りの確認
プリンタの経時変動により出力物の長さが変化し、出力品質に影響している可能性があります。
500mmのデータを用紙送り方向に出力したときの長さを確認し、
計測結果によってソフト側で調整をおこなうことで解決するかお試しください。
準備物:金尺(60cm以上、JIS1級推奨)を用意ください。
1)
「500mm_PRIMOJET_001」の1bitデータを用紙送り方向(画像赤線の向き)で出力します。
データは500mmの長さのものをご自身で用意いただくか、下記リンクからダウンロードしてご使用ください。
500mm確認データ.zip
※ダウンロードした1bitTIFFをご使用の場合、色版名がお使いの設定と合っているか確認し、
異なるようであれば変更してください。
2)
金尺にて、1)の出力物の実測値を計測します。
3)
計測した実測値から計算をします。
2)の
実測値 ÷ 500.3mm
(例)実測値が499mmの場合は、499÷500.3mm=0.997 となります。
補足:SC-P9550/7550シリーズでは、設置時に500mmのデータが500.3mmで出力されるよう調整しています。
これは、実際のデータの長さより短くなった場合に品質に影響が発生しやすいため、
やや長めに設定することで、画質が最適となる状態を維持できるようにしています。
4)
PRIMOJET-XGにて、出力タブ>用紙の変更のアイコンをクリックします。
5)
用紙固有のプリンタ設定>「用紙送りの調整[mm]」値を確認します。
6)
下記の計算をします。
「用紙送り調整」の値 × 3)の数値
(例)現在の調整値(
上記画像では1000mm ※お客様によって数値は異なります
)×0.997=997mm となります。
下記計算ツールでも計算できます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下に値を入力すると、自動的に計算結果が表示されます。
実測値(計測した長さ) :
現在の「用紙送りの調整」の値 :
新しい「用紙送りの調整」の値:
0.0
( mm )
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
7)
6)で計算した値を入力し、「OK」を押します。
8)
再度500mmのデータを出力し、長さが500.3mm(許容範囲:±0.6mm)になっているかをご確認ください。
許容の値を超えている場合、再度調整をおこないます。
調整後の実測値 ÷ 500.3mm × 現在の
「用紙送り調整」の値
(例)実測値が499.5mmだった場合
実測値 499.5÷500.3mm=0.998
現在の調整値(997mm)×0.998=995mm ⇒ 調整値を 995mm とします。
その後再度キャリブレーションを実施し、収束するかご確認ください。
② 使用環境の確認
「PRIMOJET PRINTER SC-P9550/7550」は、
高速印刷を可能にする為にヘッドを大型化した2ヘッド構造となっており、
設置環境により出力物への品質の影響が発生しやすくなっております。
そのため推奨の使用環境となっているかご確認ください。
詳しくはこちらの記事をご確認ください。
PRIMOJET PRINTER SC-P9550/7550 運用上の注意点・日々のメンテナンスについて
③ 用紙設定の確認
キャリブレーションを実施する用紙と、プリンタ側の用紙設定が合っているかご確認ください。
SC-P9550/7550シリーズでの
プリンター側の標準の用紙設定は以下となります。
「カスタム用紙設定」や他の用紙設定を使用されていますと、用紙の送りやバキュームなどの値が変わり、
品質に影響が発生する場合があります。
リアルプルーフ G、H、R、W(レジンベースの用紙)→ プルーフ紙 2
リアルプルーフ
O、MK → プルーフ紙 3
リアルプルーフ
P → リアルプルーフP(カスタマイズした用紙設定を使用しています)
またPRIMOJETの出力タブ > 使用可能なプリンタにて、ご使用の用紙と用紙設定が合っているかも
あわせてご確認ください。
④ 繰り返しの受け入れ
キャリブレーション結果の色差が大きく離れていなければ、一番近い数値を受け入れて終了することができます。
エラーメッセージが表示されたら、5 回の結果のうち最も収束値に近い番号を選択し、
「繰り返しの受け入れ」をクリックします。
「繰り返しの受け入れ」をクリックすると自動的にキャリブレーションウィザード画面が閉じます。
出力確認にて色味に問題ないかをご確認ください。
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